Chieko'sニセコだより

羊蹄山麓に住む主婦。色鉛筆で描く気まゝな絵日記。

2022-09-01から1ヶ月間の記事一覧

道路沿いの草のなかで、いちばん早く秋を感じるのはイタドリの葉で、もはや、葉を落としはじめているのもある。大きな葉に虫喰いの跡が、ハートの形をしているのを見つけた。 イタドリ

マシュマロのような実をつけた雪晃木を窓越しに眺めている。スノーベリーとも言われているけれど、食べられない。マシュマロをしばらく食べていないなぁと思う。千早茜の小説「透明な夜の香り」を読んでいる。 雪晃木

朝の光を透してエノコログサは金色に光っていた。 エノコログサ

朝歩きの時、サンモリッツ大橋の歩道にきれいな蛾が堕ちていた。大発生したクスサンよりひとまわり小さい。羽をつまんだら足をばたつかせた。イタドリの葉に包んで持ち帰り、調べたらヤママユガの種類で、クロウスタビガとわかった。庭に放すとまだ飛ぶ力は…

鯛焼きを食べながら、昔流行した歌を思い出した。 「およげ!たいやきくん」で、あの頃は、みんな元気だったなぁ! 鯛焼き

今朝、初霜が草の葉に降りていた。ヤマブドウは一層甘味を増すだろう。スチーブの煙筒を立てた。 ヤマブドウ

外へ出ると、道路の向こうからススキの穂がおいでおいでと手招きする。 ススキ

オレンジ色の美しいキノコをはじめて見た。サルノコシカケ科で魚のマスのような色をしているのでマスタケという名前がついている。色をいかした料理をと考えバター炒めにしよう。 マスタケ

軒下のハマナスが新しく立ち上がってきた茎に花をつけた。はじめに咲いた花は、赤い果実をつけているので、同時に見られてうれしい ハマナス

ともだちからピカピカの大きなパプリカを貰った。畑をやっていた頃に、苗を買って作ったことがあったけれど、赤く色づくまでにはならなかった。これは、上手に色づき見事だなと思った。 パプリカ

歩道のへりに沿って咲おくれのノラニンジンが、 白いレースのような花をつけているが、おおかたは、実を結ぼうと丸まっている。 ノラニンジン

白い花弁が4枚のヤマブキが実をつけていた。八重咲きは実をつけないという。 ヤマブキ

先日、友人に誘われて、秋晴れの空の下、洞爺湖の中島まで船で渡り、カラマツやトドマツの林立する山道を歩いた。途中に風穴群があり、穴から吹き上げるつめたい風を手にうけた。どんぐりの青い実が散らばっていた。 どんぐり

千葉の完熟した梨が届いた。日を置かずに食べる。ナイフを入れると汁が滴り落ちた。他の果物にない独特の歯ざわりがいい。諺に「梨の皮は乞食にむかせよ、瓜の皮は殿様にむかせよ」乞食になったつもりで薄くむいた。 梨

夏は逝ってしまったなぁと、変わり易い空を見上げる。小雨は止んだが風が強く前庭の木々を大きくゆらしている。先月の事になるが、粗い編み方の麦藁帽子を貰う。野趣に富んでいて畑仕事に向いている。家のまわりの草刈りの時にかぶろう。

収穫したばかりのブロッコリーは、外側の大きな葉に包まれて小さなかたまりに見える。切り分けて熱湯をくぐらせる、さっと明るい緑色に変わった。今日もいい天気。明け放れた窓から、雑木林を通して山鳩のくぐもった声が聞こえた。 ブロッコリー

ふたみちゃんがミョウガの花を持ってきてくれた。「てんぷらにするとおいしいよ」と言うことなので、とりあえず水に差して置いた。気がつくと二花目が立ち上がってきている。食べるよりも眺めていたい。 ミョウガ

茹であがったとトウキビをハーモニカを吹くように横へずらしてがっしがっしと食べる。あっという間に2本平らげた。秋晴れの気持ちのいい日になる。 トウキビ

9月に入った。朝夕の涼しさに長袖の上着を重ねる。道路脇のオオハンゴンソウが群生しているのを、街をはずれて、いずれの道を走っても目に入る。茎や葉がしっかりしていて、花は太陽の光りをはねかえすような強さを持っている。その強さが好きで、卓上に水を…