Chieko'sニセコだより

羊蹄山麓に住む主婦。色鉛筆で描く気まゝな絵日記。

2021-04-01から1ヶ月間の記事一覧

4.27 ちょっと珍しい乾燥イチジクを貰った。袋をあけると転がって出てきた。 しわしわの果実だけど意外と柔らかく、噛むとかりかりと小さな音がして甘味が 口いっぱいに広がった。今朝も寒かった。この近くでキジバトの声を聞いた。 イチジク

午前5時に起きて居間のブラインドをあげると、向かいの家の屋根が白かった。ニセコアンヌプリも新雪を纏い白く輝いていた。夜中に雪が降ったのだ。春の野鳥の到来でウグイスの初鳴きを聞き、庭では、アオジが餌をついばんでいるのを見た。双眼鏡を手元に置い…

穏やかな春のひざしの中でカラマツの芽吹きがはじまっている。裏の林では雪に押さえられていたクマザサが総立ちとなり、風景が一変した。 カラマツ

筋向かいの畑は雪が半分くらい解けて土が現れた。カラスが飛んできてなのやらつついている。昨年は、休耕したので前年のソバの落穂が花を咲かせていた。今年も休むのだろうか。ここは、羊蹄山が裾まで見えるいい場所なのだ。 カラス

雪の消えるのを待ちかねたようにヒヤシンスの葉がつんと出て、つぼみが顔を出していた。3日間降り続いた雨が午後には上がって日がさしてきた。 この日ざしが土を暖めて開花を早めるだろう。 ヒヤシンス

ハクセキレイが地面すれすれに飛ぶのをこの近くで見る。羽の白さが目立つ。 先日、福井県あわら市の創作の森美術館へ行ったときにウグイスの囀りを今年はじめてきいた。次の日には、大きな松ノ樹のてっぺんでトンビがピーヒョロりーと澄んだ声で何度もなくの…

乾燥したローズマリーを午後のお茶の時間に飲む。集中力、記憶力を高めるハーブという頼もしい植物だ。地中海沿岸原産のシソ科ということで香りがいい。 夜明けからの雨が降り続いている。しっとりした一日。 ローズマリー

雪解水が凍っていた、まだ寒い朝が続いている。町では14日に雪が消えたと報じているが、この辺は、たっぷり残っている。風にとばされたハンノキの雄花序が、歩道にたくさん落ちていて、毛虫のように見え気持ちが悪い。 ハンノキ

先日、食べる削り節を貰う。独特のたれに漬け込み、中厚削りに仕上げたもので、生ハムのようなしっとりとした食感がある。お酒にもご飯のおかずにもなる。夕飯にアイヌネギのおひたしに添えて食べた。おいしかったぁ。 鰹削り節

家を少しあけている間に、雪が減り軒下の土が出ていた。やれやれと玄関フーどをあけると、ドアノブにアイヌネギの入った袋がかかっていた。知り合いからのもので、元気がもらえてうれしい。 アイヌネギ

なごり雪というような情緒のある降り方ではなく、山から吹き下ろしてくる風に雪がまじって、寒い一日となる。 胡蝶蘭に新しい葉がでてきた。最初は豆粒ほどだったのが葉っぱらしくなった。最後のつぼみが開いて13個の花が二列に並んで咲いているのは見応えが…

10日ほど前に雪の中から突き出ている柳を手折り水に差しておいた。日当たりよい所に置くと葉が出て花穂がのびてきた。これは、コリヤナギだと思う。漢字で書くと「行李柳」。それで、柳行李は、この皮を剥いで作ったことだとわかった。若い頃に柳行李を持っ…

歩道にぽっんと落ちていたツブ貝を拾う。カラスがくわえてきたのだろうか、貝殻の中はからっぽで、日に透かすときれいなピンク色になった。 ツブ貝

家から少し歩くと木立があってヤドリギが鳥の巣のように生えている。芽を出しはじめているだろうかとか、赤と黄色のどちらの実をつけるのだろうかなどと、しばらく目を遊ばせている。今朝は、橋の欄干にハクセキレイがとまっていた。この春はじめての出会い…

朝早い時間に千葉の友だちからタケノコが届いた。あく抜きがしてあって、すぐに調理ができるのがありがたい。この大きなタケノコが皮をつけていたときは、さぞかし立派だったろうと思う。本州の、春爛漫の味覚を堪能しよう。 タケノコ

昨年の夏から秋にかけて道端で咲いていたノラニンジンが雪にもめげず立ち枯れている。身を守るようにすぼまっている。強い草だなあと思う。今年も、あのレース模様のような繊細な花を見ることが出来るだろうか。今朝は、プラスの気温なのに、吹く風がつめた…

雪どけが進み裏の雑木林は残雪の上に折れた枝が散乱している。枝折れしやすいのかカラマツが多い。木の根元の開いたところからクマザサが立ち上がってきて緑の葉がゆれている。 エゾアジサイの枯れ花を拾ってきた。 エゾアジサイ

霜の降りた寒い朝。ニセコアンヌプリがピンク色の染まった。5時33分に羊蹄山の麓から赤い太陽が昇ってきた。雲ひとつない完璧な一日のはじまり。 ニセコアンヌプリ