Chieko'sニセコだより

羊蹄山麓に住む主婦。色鉛筆で描く気まゝな絵日記。

2022-03-01から1ヶ月間の記事一覧

たおやかなニセコアンヌプリが 美しい色に染まった。 ニセコアンヌプリ

今、出回っている柑橘類の中では、不知火のデコポンが好きでよく食べている。皮がむきやすく袋のまま食べられるので、手間がかからない。酸味と甘味のバランスも良い。縁の深い人が相次いで亡くなられ、愁いの春となった。 生も死も日常なりし木の芽和 鈴木…

昨日の夕方に、釣ったばかりの鰈やほっけと一緒に生の蛸足を貰った。早速茹でてわさび醤油で食べた。今夜は、この蛸とキュウリで酢のものにして食べよう。 蛸

くるみ割りにとりかかった。ひと晩水に漬けておいたのを煎る。殻に割れ目が入ったところで火を止めた。金槌で叩くと殻が割れて実がほろりと出る。ほうれん草のくるみ和えと、保存用にくるみ味噌を作ろう。 くるみ割り

冬に戻ったように細かい雪が降り、向かいの木立が霞んでみえる。春分の日とは思えない。艶のある緑色のピーマンを見ると、つい買いたくなる。今回は肉詰めにした。ひき肉にに生椎茸を細かく刻んで入れてみたら、優しい味になった。 ピーマンの肉詰め

大きめの銅のおろし金を使っている。使い勝手がよくて切れ味がいい。大根はまっすぐにおろし、長芋は円を描くようにおろしている。 中島京子の小説を読んだ。明治に出来た日本初の図書館と、戦後を生きた喜和子さんのふたつの物語を平行させながら読み進めて…

泥つきの越冬大根があと1本になった。よく焼き魚をするので大根おろしは欠かせない。青首のところは特に甘味が増している。やがては、水気たっぷりの春大根が出回るだろう。 大根

ホワイトディーの今日は、となりに住む息子夫婦から、卵とバターの香るしっとりしたパウンドケーキを手渡された。午後のゆったりした時間に、コーヒーとともに味わった。 パウンドケーキ

雪のある時季は、緑色の葉物野菜を多くとるようにしている。今出廻っている知内のニラはふっくらとしている。 ニラ

近くに山小屋を持っている、京都の三橋さんが、ひと冬分の屋根に積もった雪を下ろしに来た。奈良二月堂のお水取りの時に出たお松明の燃えかすを一枝持ってきてくれた。台所に、水引きをかけてつるしておこう。 二月堂松明の燃えかすの一枝

ひさしぶりに朝焼けのニセコアンヌプリを見た。山の上に棚引く雲も同じピンク色に染まっていた。 ニセコアンヌプリ

昼食にスパゲッティをムーミンの皿で食べた。サラダはやはりムーミンのボールに盛り付けた。まるで、デパートの大食堂でのお子様ランチ風で、椅子の下で足をぶらぶらさせた。 ムーミンの食器

四谷維新號のシューマイを食べる。小海老ののぷりっとした歯ごたえがいい。 シューマイ

新しいミシンで縫ったという幅広のパンツをさつきさんが持ってきてくれた。琉球絣の着物をたおして作り替えたといい、丈も丁度あう。春風に裾をふくらませて闊歩しよう。 パンツ

ファックスを使わなくなったので、電話機を取り換えた。親機にもコードが無くなったのですっきりしている。色もオリンピックの銅メタルの色で気にいった。音質も前のよりいいような気がする。 電話機

窓付きの封筒に入っているのを見た時は、どうして黒かりんとうを送ってきたのかなと思った。手紙を読むと、オカワカメという蔓性の球根だった。この葉を食べると、ミネラルやビタミンが豊富で身体にいいという。この大量に雪が吸い込まれ黒い土が現れたら植…

2月は逃げるように過ぎてしまった小さな雛を飾る。見上げる空は明るい。やはり3月だなぁと思う。 雛