2021-10-01から1ヶ月間の記事一覧
庭のホトトギスを刈り取り部屋に置いた。つぼみが次々と開いていい花見が出来た。野鳥のホトトギスの「トッキョキョカキョク」を今年も聞かれなかった。 ホトトギス
追熟した洋梨はつるつると皮がむけて果肉が柔らかく甘い。昔のことになるが、帯広に住んでいた頃、すぐ上の姉の家に梨の木があって、時季になると果実をもらって食べていた。その梨は、千両梨といって、この梨ににているが、もっと大きくてごつかった。いま…
どうしているかなあと、長野に引越しためぐみちゃんの事を思い出していた矢先に、まるで私の心を読んだかのように、マスカットの大きな房が届いた。気持ちが通じあったようで、うれしい。濃い朝もやが消えて澄んだ青空がひろがった。 マスカット
土をこねて手の平に乗るくらいの山鳩をとくさんが創った。哲学的な思索をめぐらしているように見える。昨日からの雨がいまも降り続く、小寒い一日となった。 山鳩
昨日は、小川原脩記念美術館へ63回目の麓彩会展を見にいってきた。作家の近作29点が展示されていて見応えがあった。吉田みなみさんの「遠くにとどくひかり」石膏の立体がわたしと同じ背丈で、おおらかな感じがいいなぁと思った。前庭の紅葉をめでつゝ、いい…
庭のシュウメイギクが咲き乱れ、まわりの木々の黄葉が見頃になった。家の表も裏も見上げると美しい景色が見られる。とくにイタヤカエデの黄色に染まった葉が風にそよぎ、光を集めすばらしい。 シュウメイギク
9日の朝に大輪の花を見せてくれたハイビスカスが、今朝は花びらが折り畳まれたように、しぼんでいた。終わりも美しい。 ハイビスカス
家の前の木立は、梢が大きくゆれている。強い風に枯れた葉が舞い落ちる。天気が崩れる前兆のようだ。吹き溜まっている落ち葉は、おおかた白樺でコマユミの赤い葉が混ざっていたりもする。 落ち葉
ハイビスカスの花が大きく開いた。ジョージア・オキーフの絵が、ぱあっと頭に浮かんだ。 ハイビスカス
初夏の頃に黄色い花をつけていた。キク科のアメリカセンダングサが全身を深紅色に染めている。朝日が当たるととてもきれいだ。尻別川のダムが放水しているので、両岸の河原がみえるようになった。アオサギが水面をかすめていった。 アメリカセンダングサ
今朝は外気温が3度まで下がり、毛糸の手袋と帽子を深くかぶって歩きに出た。道路沿いに咲きはじめたキクイモは草丈1メートル以上のびているが、花びらが開ききれずにいる。まわりの枯れた野草に中では目立つ。あと少しの間、強い霜が降りないでほしい。 キク…
歩道にころんと朴の実が転がっていた。石蹴り遊びの様に蹴飛ばそうと、瞬間思ったけど拾い上げ持ち帰り、机の上に置いた。いい形をしている。カラスの置き土産かも知れない。今朝は、かなり冷えストーブを焚いた。テレビのニュースで、大雪山の山々が白くな…
いろいろな木の葉が地面に落ちている。いちばん目立つのは黄色いハウチワカエデで、私の手の平より大きい。ひと雨毎に秋が深まり、木々のすき間から空が広く見えるようになった。 ハウチワカエデ
細いけれど強靱な茎をもつエノコログサが風に揺れている。 エノコログサ
広尾港で水揚げされた毛蟹がひょんな事から手許に届いた。丁度、妹が来ていたので、三人で食べた。お喋りなわたしたちも、この時ばかりは無口になった。午後の日差しが窓ガラス越しに入り、鉢植えのハイビスカスのつぼみは先がほぐれて赤い色が見えた。今日…
落葉樹に囲まれたわが家は、冬は裸木を透して日ざしがあり、春の芽吹き、続いて新緑を楽しみ、夏は、樹陰を作り住み心地がいい。これからが落葉の季節到来で、竹ぼうきを新調した。本職竹ぼうきというだけあって、手重りがするけれど一度にたくさん掃けるの…
家の前からは、裾野から広がる羊蹄山が見える。あさ、日かげになると黒く見え、西日をうけると赤くなる。麓はみどりが明るい。10月に入ったとは思えない、もやっとした暖かい日になり気持ちがゆるむ。 羊蹄山