Chieko'sニセコだより

羊蹄山麓に住む主婦。色鉛筆で描く気まゝな絵日記。

2022-10-01から1ヶ月間の記事一覧

先週の快晴続きで、吊した柿がいい具合に干せた。甘味が凝縮しておいしい。向かいの木立は、この4・5日で葉を落とし枝を透かして空が広がりを見せている。 干し柿

平地に雪が来る前にと庭の枯れた草木や落ち葉の始末をする。小菊が咲きはじめたばかりなので、刈り取ったのを部屋に置く。ふくいくとした香りで気持ちがなごむ。午前中は青空も見えていたが、昼すぎには黒い雲がひろがり今にも雨が落ちてきそうだ。 菊

昨日、午後から有島記念館へ青少年公募絵画展を観に行ってきた。若々しい感性にあふれた作品は、見応えがあり、賞にもれた中にも、心ひかれるのがあった。記念館の建物の外壁をとり巻くように蔦が生いしげり、見事に紅葉していた。 蔦

今朝は、この秋一番の冷えこみで、強い霜とうすい氷が張り、空には一点の雲もなかった。うす青い空にニセコアンヌプリの頂上が白く際立って見えた。 ニセコアンヌプリ

協和のふたみちゃんの家には、 大きな柿と栗の木があって、今年は豊作だという。手かごいっぱいに、 いかにも渋そうなころ柿を持ってきてくれた。干し柿にしよう。 柿

畑から掘ったばかりの大根を一本、やっとぶらさげてますと言うようにふたみちゃんが、玄関に現れた。葉もよくしげっている。この大根を見ながら、葉はごま油で炒めて、あとはおでんによし、昆布と煮付けるのもいいなと、とっさに考えた。でもまずは、大根お…

きのこ王国で売っていたという盛り合わせのキノコをもらった。まるで、花のつぼみを寄せ集めたように見えてきれいだ。寒きなってきた。きのこ鍋をしよう。 きのこ

初夏の頃に、手毬のような白い花をつけていたオオデマリの葉が、濃い紅色に染まった。ふたたび山に雪がきた。 オオデマリ

今では北海道だけにある千両梨を食べる。皮がガリガリと刃に当たるけれど、味はうす甘くて、しゃきっとしている。この梨が、姉の家の庭にすずなりになっていたことを思い出す。朝霧の立ちこめるなかに鴨が一羽とんでいくのを見た。 千両梨

SOUSOUの少し厚めの指つき足袋下を優里ちゃんが送ってくれた。グッドタイミングで今朝は、草も畑の土も霜で真っ白になっていたので、ありがたかった。昨日は、昔からの友人が、列車を乗り継いで会いに来てくれ話に花が咲いた。 足袋下

黄みどり色のブドウは皮がうすくて甘い。ふたみちゃんがそのへんで摘んできたらしい。夜あけ前の空に少し欠けた丸い月が地面を煌々と照らしていた。 ブドウ

低気圧の張りだしで、雨と風が強い一日となった。庭のコマユミの木は紅葉し、たくさんの実をつけている。 コマユミ

一輪だけ咲き遅れのアジサイがあって、青色から紅色に変わって、とてもきれいだ。この色が残るかも知れないので、切り取って吊しておくことにした。 アジサイ

道路沿いの草花が枯れた中で、今を盛りと咲いているのは、キクイモだけになった。私の背丈を超して見上げる先に花をつけている。今朝の霜にも負けず、歩く先々へと続いている。あとしばらくは眺めたい。 キクイモ

ホオノキの袋果が橋の中ほどの歩道に転がっていた。カラスがくわえてきて中の実を食べたのだろう。今朝の羊蹄山の頂上は雲に隠れて見えないが、深くえぐられた谷は、裾まで雪に埋もれていた。 ホオノキ

コーヒーカップを新調した。直海窯「にわたづみがま」で焼いたもので、優しい色合いと手に持ったときの重さがしっくりきて、好ましい。今朝、羊蹄山とニセコアンヌプリに初冠雪があった。 コーヒーカップ

実りの秋でリンゴがおいしい。真っ赤なリンゴは見ているだけで元気が出る。一昨日、洞爺湖芸術館でのコンサートを聴いてきた。齋藤真知亜・律子さんのヴァイオリンの演奏で、演目の中にピアソラ:タンゴの歴史より「カフェ」があって、聴き惚れた。芸術館の…

小川原脩記念美術館では10月1日より京極夏彦展が開かれていて観てきた。「見えないからこそ書いている−」と独自の世界観はおどろおどろしいが、ユーモアを感じさせて面白かった。館の前庭にあるツリバナの紅葉が美しかった。 ツリバナ

10月とは思えない位の暖かい日差しの中で、羊蹄山は裾まで紅葉がおりてきた。 羊蹄山