Chieko'sニセコだより

羊蹄山麓に住む主婦。色鉛筆で描く気まゝな絵日記。

2021-03-01から1ヶ月間の記事一覧

路肩の雪が消えたところから、土埃をかぶりながらフキノトウが 顔を出していた。そのフキノトウに誘われて近くの尻別川にかかる 橋まで歩いてきた。途中で、コゥコゥという声が落ちてきたので 見上げたら、白鳥がV字形で飛んでいった。 北帰行がはじまったの…

玄関まわりの氷割りをする。階段一番下の段があらわれて、その脇の黒土が見えた。土の匂いを嗅ぐのは久し振りのこと。 雪割り道具

街のパン屋さん「麥風」で焼きたておパンを買った。自分でも、道産小麦粉で焼くけれど、たまにはプロのも食べてみたくなる。やはり、美味しい。 パン

このところの暖気で雪の嵩がへり、空の広がりの中をカラスがつがいでとぶのを見た。春一番に渡ってくるハクセキレイを見るのも近いと思う。 カラス

先々週に手折ってきたエゾニワトコの枝を水に差し日向に置き、様子を見ていたら芽吹きがはじまった。カリフラワーに似た小粒のつぼみが見えはじめ、ばらけてきた。このつぼみや新芽をてんぷらにするとおいしいと言うけれど食べたことはない。 エゾニワトコ

鉢植えのバラが一輪咲いた。冬のはじめに、葉を落としたので枝を切りつめたら、その脇から新しい枝葉が出てつぼみを立ち上げた。中輪なので、花の重みで枝が垂れている。花びらの重なりが美しい。 昨日、冬の汚れの窓ガラスを拭いたのに、昼前から雨になり粒…

昨年の秋に収穫したゆり根が越冬しておがくずの中で、ひそやかに芽を出して、白い根が四方にのびていた。厚みのある鱗片をてんぷらにすると、ほっくりしておいしい。 ゆり根

台所の窓越しに雑木林が広がっている。ここに住みはじめた頃はひょろりとしたみずならが大木になって屋根にかぶさる程になった。台所仕事をしながら外に目をやることが多い。使うことが度々ある皮むき器は結婚した頃のもので、今時のぴーらーもあるけれど、…

土付きのしょうがは日持ちがするのでありがたい。先日のテレビで、しょうが農家がとれたてのを洗ってシロップを作っていた、佃煮も作って試食をしたり、スープにもすると言っていた。うらやましい使い方をしているなあと思いながら見ていた。 しょうが

家の前に積み上がった雪の山は思うように減らないが、目の前の白樺林は若草色に霞んで見える。春が来ているなと思う。裏の木々も雪に埋もれながらも根開きがはじまっていた。スキーをはいて歩きに出る。エゾニワトコの芽がふくらんでいた。 「風光りすなわち…

千葉から地場産の野菜セットが届いた。箱を開けると緑の葉っぱがあふれ出た。春菊、ホウレンソウ、レタス、小松菜などにアイスプラントという新種が入っていた。葉や茎の表面に氷の粒のようなのがついていて、プチプチした感触とほのかな塩味がした。南アフ…

ニセコアンヌプリがピンクになるのを見るのは久し振りのことで、しばし、寒さを忘れて見とれた。朝6時5分すぎに美しい色合いになり、そのあとは、太陽が昇り白い山に戻った。 ニセコアンヌプリ

調理器具では、潰すのに使っているものが、もうひとつあった。ポテトマッシャーで、じゃがいもを潰してサラダを作ろう。 ポテトマッシャー

台所の引き出しの整理をしていたら、使い忘れをしていたニンニク潰し器が出てきた。丁度餃子を作ろうと思っていたので、潰してみよう。これは、英語でガーリッククラッシャーという。 ガーリッククラッシャー

ありったけの雪を降らしたあとの昨日は、強い陽光が雪面に木々の黒い影をおとしていた。日が落ちるとともに羊蹄山はオレンジがかったピンクに染まりはじめ徐々に色を濃くしていった。このショッキングピンクの山とは一期一会だろうと思った。 今朝は、放射冷…

3月の雪の降り方には荒々しものがある。今朝は、玄関の引き戸をあけたら吹き溜まった雪が50㎝位積もっていた。ひな祭りの日なのにと溜息が出た。気を取りなおして、ちらし寿司を作った。昼食に間に合うように、酢飯を作り今回はアボガドやスモークサーモンで…

弥生3月になったとはいえ、目の前に広がる雪の山と裸木が風に揺れるのを見ていると、春は遠いなあと思う。ただ窓辺に置いたコチョウランの4個目開いてきたので、見応えがある。 コチョウラン