Chieko'sニセコだより

羊蹄山麓に住む主婦。色鉛筆で描く気まゝな絵日記。

2021-12-01から1ヶ月間の記事一覧

新しい年を迎えるため、玄関ドア用に、小さな門松を作った。 一年の締めくくりの月で、この絵日記はNo.300になった。一ヶ月毎にまとめているので、随分と年数を重ねたことになる。さらなる新しい日々を大切に過ごしていきたいと思う。 門松

夜明け前の空には、半月が浮かんでいた。明けはじめると、木々のすき間から真っ赤に焼けた空が見えた。明るくなるにつけ、朝焼けはおさまり、雪雲に覆われた。寒風の中で育った元気のいいホウレンソウを買う。あくが強そうだ。 ホウレンソウ

今年も矢切葱が届いた。早速、この太くて長い見事な葱を焼いた。焼きたてを輪切りにし、ひと皮むいて生醤油で食べた。甘くて柔らかくてお酒がすすむ。今日も終日雪が降る。 矢切葱

空気をきれいにするという、観葉植物の鉢植えを長万部の蕎麦打ち名人が、蕎麦に添えて持ってきてくれた。大きな鉢で一人では動かすのも大変だった。サンスベリアという優しい香りの白い花が、茎を長く伸ばして咲くという。水をやりながら「早く花を見せてよ…

家の前のトドマツは、枝にたっぷり雪をのせてクリスマスツリーのように素敵に見える。玄関のドアに、この松の枝を挿してリースを作った。クリスマスの日を待っているのは、かわいいサンタの帽子をかぶったワインがあるからで、アリゾナに住む友人からは、美…

ディズニーキャラクターのマカロニをさつきさんから貰った。早速、ソーセージ入りでじゃがいもとマカロニのスープにした。体が温まっておいしかった。うさぎやミッキーがいてかわいい。 マカロニ

湿った雪がどっさり積もっていた。玄関まわりだけは手ではねて、あとは、機械にまかせる。雪とは縁のない愛媛のみかんが届いた。箱を空けると、オレンジ色が溢れた。 町の図書室から本を借りてきた。福井県立図書館で発刊した「100万回死んだねこ 覚え違いタ…

本棚を整理していて、隙間にけん玉を見つけた。もう40年以前に買ったもので、他にも、ベイゴマ、だるま落としなどがあった。木製で単純な遊びが面白かった。けん玉を皿にのせたり、けん先に差しこむことも出来たが、今は、大皿にのせることも出来ない。

伊達に住む和ちゃんからお茶うけにと菓子をもらった。地元の、やきがしこりんごさんのもので、こんもりした木のレーズンサブレーが、いい色に焼き上がっていた。 サブレー

イギリスの詩人ウイリアム・ブレイクの長い詩「無垢の予兆」最初の四行 一粒の砂に世界を見 一輪の野の花に展を見る。 汝の掌に無限を捉え 一時の中に永遠を見よ。 この中の「野の花に天を見る」が心に深く沁みた。 午後3時半の羊蹄山はピンクに染まった。 …

1メートルをこすようなサンスベリアの鉢から下草が萌え出て花をつけた。野に見るハート型の葉がかわいいカタバミだ。種子が土の中で眠っていたのか、それとも、どこかから飛んできたのだろうか、謎だ。丁度、北海道新聞の連載小説の題名が「かたばみ」だった…

工芸茶キンセンカの丸い玉をポットに入れ熱湯を注ぐと、ゆっくり花がほどけて大きく開いた。このお茶を飲んだあとは水中花として、卓上に飾って置いた。 水中花

お酒が飲みたくなるような「さーもんちっぷ」が手許のあって、パリとした食感を楽しんでいる。天然鮭をスライスしてあっさり味の燻製にしたものだという。その他にも、チーズと組み合わせたり、ソーセージにしたものもあって、それぞれの味が楽しめる。 今朝…

隣町の真狩村は、ゆり根の産地で、友人が大きなゆり根を持ってきてくれた。鱗片の大きいのは。てんぷらにして、小さいのは三つ葉やエビとでかき揚げにして食べようかと、考えるのも楽しい。 ゆり根

10日ほど前に買ったパイナップルを卓上に置いて熟れるのを待っている。傍に行くと甘い香りがしてきたので食べ頃かも知れない。フィリピンのぎらつく太陽のもとで育ったんだろうなぁと思う。昨日の雨で消えた雪が、ひと晩の吹雪で、白い風景に一変した。今も…

12月に入った朝は、雨だった。音を立てて降る雨は、家の前の雪をとかし地面が現れていた。午後には、雨もやみ柔らかい日ざしが部屋の奥まで差しこんだ。先月に鉢を変えたゼラニュームが、かんざしの様な花房を7本立ち上げて見応えがある。 ゼラニューム