Chieko'sニセコだより

羊蹄山麓に住む主婦。色鉛筆で描く気まゝな絵日記。

2021-05-01から1ヶ月間の記事一覧

何年ぶりかでポップコーンを口にした。香ばしさとカリッとくずれてとける軽さがいい。ポップコーンといえば映画館。若い頃の唯一の楽しみは映画で、フイルムがかけ変わる毎にみにいったものだった。その頃は、食べたり飲んだりせず映画のシーンに心を奪われ…

霧雨の降る寒い日となる。山の匂いがするような、濡れそぼったササタケノコを貰う。家のまわりに生えているような細いものではなく、太い立派なものだ。皮のまゝ焼いて食べるといいと言われた、。そうしよう。 ササタケノコ

チューリップは花つきは悪いが、こごみは元気よくあちこちから生えている。野草は、放っておくとどんどん居場所をひろげげる。今年は、チゴユリ、トリカブト、ニリンソウがふえている。花がかわいいので、気ままにさせておこうと思う。野のこごみは食べるけ…

庭のチシマザクラが咲いた。積もった雪と除雪した雪に押しつぶされながらも、今年は幹をひとまわり太くして、根元から張り出した枝々につぼみをつけた。咲きはじめたばかりなので、これから先が楽しみだ。 チシマザクラ

露地物のアスパラが出回るいい季節になった。朝に収穫したホワイトアスパラを茹でて、そのままさましておいてから食べる。ちょっと、言葉では言い表せないぜいたくな味がする。 「森を出よ五月の蝶となるために」という俳句が目に入った。さわやかな日ざしの…

エゾリスの埋めたものだろうと思うが、家の横手に1本のオニグルミの木がある。まだ実をつけるまで大きくないが、枝先の新芽がはじけている。前日、エゾリスが道路を走り抜けるのを見た。活溌に動きまわっているようだ。 雨の一日になる。 オニグルミ

シラネアオイ うらの林への入口にシラネアオイが咲いている。ふくよかな女の人を思わせる風情がある。この花との最初の出会いは、かなり昔のことで、半月湖に下りる道の斜面にひっそりと咲いていた。今でもその時の感動がよみがえる。

タラノメ タラノメは天ぷらがおいしい。

残雪を尻目にいちばんに咲くのは水仙で、春が来たことを告げてくれる頼もしい花だ。花弁が八重のは甘い香りがする。この家を建てたときから、勝手に生えて花をつけっていたのは、このあたりに家があったからだろうと思う。雨が時々降る寒い日になる。 水仙

寄せ植えの花 遠くに住む娘から優しい色合いのミニカーネーションと白い小花の寄せ植えの鉢が届いた。心がかよいあううれしい日だ。 イタヤカエデの黄色い花と、国道手前の、元ヒラフ小学校前庭の桜が満開になった。

ニセコ町、道の駅向かいに、1週間前になるがおはぎの店「和」(なごみ)を友人が開店、店内に私の、ニセコだより絵日記の原画を展示している。ちょっと恥ずかしい気もするが、平気な顔をしていることにした。ここのおはぎは、緑茶、ナッツ、だったんそばなど…

道路脇でキクザキイチゲがうつむいている。開いたところを見たいと思うのだが、朝日が昇って空気があたたまらないと開かない。昨日、札幌からきた友人とニセコ駅前の公園へ、野の花を見に行ってきた。カタクリ、エゾエンゴサク、キクザキイチゲ、ヒメイチゲ…

先日北陸地方に出かけた折に目にした「のどくろ」が、」スーパーで売っていたので買ってみた。のどが黒いのは開きでわかった。さっとあぶって食べたが、脂がのっていておいしかった。 のどくろ

朝のわりあい早い時間に、千葉からタケノコが届いた。すぐに米のとぎ汁であく抜きをした。夕食はタケノコご飯を食べよう。 タケノコ

この近くに人に知られていないカタクリの群生地があって見に行ってきた。緩い傾斜いちめんに咲き揃い風に揺れていた。イチゲやエゾエンゴサクも混ってこ興をそえていた。朝の早い時間には花弁を閉じうつむいている。 カタクリ

先月の末日に身内の誕生日がありお祝いの会食した。近くのケーキ屋さんにおまかせでバースディケーキを焼いてもらったのが、赤と黒のケーキだった。イチゴと黒ゴマをたっぷり使った香ばしさだった。スタンダールの小説の題名が、ふっと頭に浮かんだ。 バース…

5月に入った。新緑の季節で、鳥は歌い、草木はぐんぐんのびる。いきおいがありすぎて目眩がしそうだ。越冬した細い長ネギを貰う。柔らかくて特有のにおいがする。昼食に手打ちうどんをして、このネギと卵を入れて鍋焼きにした。 長ネギ