2024-03-11 ■ 大きくてかわいい鳩サブレーをおゆみちゃんから貰った。バター味でざくっとしている。雪が消えてこのあたりが若草色に彩られる頃には、山鳩が渡ってきて、デデッポーと啼くだろうと思いながら食べた。 鳩サブレー
2024-03-05 ■ 物置の隅で使い忘れたニンニクが芽と根を出していた。表の土が見えていたら植えられるのにと、まだ1メートルはある雪を眺めている。高橋睦郎の俳句に「小鳥来よ伸びしろのある晩年に」がある。自分に当てゝみて、もうないなあと思う。
2024-03-03 ■ 桃の節句で、小さなひな人形を飾った小川原脩記念美術館ではお茶席を設けていて、絵の鑑賞を兼ねて、ゆったりと薄茶をいただいた。スタッフの和服姿が素敵だった。隣に建つ風土館では、人形師竹原文楽の雛人形を展示していて、その雅な姿に感動した。 うす茶
2024-03-01 ■ つぼみをたくさんつけた桜の枝を活けて窓辺に置いた。このつぼみがほどけるのはいつになるのだろうか。気長に待つことにしよう。3月に入ったけれど、細かい雪が降り、遠くが白く霞んでみえる。 桜