Chieko'sニセコだより

羊蹄山麓に住む主婦。色鉛筆で描く気まゝな絵日記。

2021-01-01から1年間の記事一覧

今日は9が重なっておめでたい日だという。良いことがありそうで心がときめく。伊達産のフルーツパプリカ「セニョリータ」が10個程ある。かわいらしいので「セニョリータ」と呼びかけたくなるのも分かる気がするけど、よく思いついたと感心する。生で食べ得る…

ふたみちゃんが、おじさんの家のもぎたてのキュウリを持ってきてくれた。市場ではお目にかかれない思い切り曲がったキュウリでとげとげが痛い。早速、塩でひともみして食べたが、日のぬくもりが残っているようで、口当たりがしなっとした。キュウリは好きな…

朝5時少し前から、あたりが明るくなってくる。夜明けが随分おそくなった。外へ出ると風に乗って霧が流れ、少し冷たい霧の粒が顔にかかった。足元の草葉にも露が宿っていた。ハマナスは花の横に、赤い果実をたくさんつけている。「花も実もある人生」という言…

軒下のハマナスが2度目の花をつけはじめた。初見の頃に咲いたのは結実している。同時に花と赤い果実が見られて得をしたような気分がする。今朝は、尻別川に沿って鴨がとんでいくのを見た。 ハマナス

道路に沿ってカラマツ林があり、キノコが生えていないかと見回してみたが1本もなかった。まだ早いのかも知れない。球果ついた枝を拾う。 カラマツ

サンモリッツ大橋の欄干にかかっている街灯の下に、ヤママユガが落ちていた。まるで、今にも飛びだちそうな姿のまゝ固まっていた。枯葉色をしているので落葉かと思う。朝霧を透して白い太陽が山裾から昇ってきた。秋晴れのいい日になるだろう。 ヤママユガ

家からちょっと行ったところにアメリカオニアザミが咲いている。花の色や形が好きで、時々見に行く。それにしても、どうして全身刺だらけなんだろうと思う。触られるのが嫌なのかと聞いてみたい気がする。 薊

日が昇る前の羊蹄山は裾野に雲が棚引き黒々と立っていた。中空には白い三日月が浮かんでいた。 羊蹄山

9月の声を聞くと、いっそう涼しさが増したように思う。夏はいってしまったなとさびしい気持ちがする。共和町に住むともだちが、ミョウガを持ってきてくれた。天気の状態で、収穫が少ないと言っていた。そうめんの薬味に使うことにしよう。 ミョウガ

土作りにかかわっている友人から、もぎたてのトウキビを貰う。生でも食べられると言うが、さっそく塩ゆでにして、あつあつのを手で転がしながら食べた。おいしかった。 トウキビ

胡蝶蘭が一鉢ふえて窓辺がはなやかになった。今度のは、花の中心の部分が赤くてかわいい感じがする。水やりは週に一度くらいで、手がかからず、花期が長いのがうれしい。根元のさびしさを補うように、小さな観葉植物が添えられていて、それもいいなぁと思う。…

小川原脩記念美術館の前庭にツリバナの木が4本ある。夏に別れを告げるかのように、葉先が色づき、赤い実が5つにわれて種子が見えてきた。 ツリバナ

茄子紺という言葉があるように茄子はいい色をしている。野菜はキュウリの緑、トマトの赤、パプリカの黄色と、どれをとっても美しい色をしている。 茄子

野の花は、庭や家のまわりに根をはり花を咲かせている。いまは、ヒオウギスイセンやセイタカアワダチソウ、ミソハギが見頃で、蝶々をよんでいる。 ヒオウギスイセン

茶色の紙袋を手渡されたときに、イラストが 目についた。トランペットのチエットベーカーで、袋の中には角食パンが1本入っていた。ジャズの好きな店主なのかなぁと思ったら、札幌「チエット・ベーカリー おもや」というパン屋さんで、古民家の店舗でジャズが…

76回目の終戦記念日。あの日は、暑かった。 ウドの大木が花をつけている。 ウド

真狩村の無人スタンドで売っている、大輪のユリの切り花を部屋に置く。つぼみが次々と開いて強い香りを放つ。 ユリ

ここに住みはじめた時に植えたハッカは絶えることなく、新緑の時には、香りと味を楽しみ、今は花をめでている。 ハッカ

早くも店先に、山のように積まれた、かぼちゃを見た。野菜が秋物に入れ変わっている。小さいがずしりと重たい都かぼちゃは、ほくほくしておいしいだろう。しばらく置いてから食べることにしよう。今日は朝から雨、暑気が引いた。 かぼちゃ

胡蝶蘭の根元から新芽が伸びてきた。太くてしっかりしている。花がつくのは、いつのことや等と眺めている。 胡蝶蘭

暑い夏が続いている、暦に上では立秋、道ばたのススキの穂が出揃っている。 ススキ

先日、千葉県産の完熟した大きな梨が届いた。30度を超す暑さの中で、冷えた梨は歯ざわりがよく体の芯まで冷たさが伝わり、汗がひく。この暑さも、あと少しでおさまるだろう。 梨

今朝も濃霧が立ち籠める中から、デーデーボッポーの声を聞いた。カッコウの鳴き声は元気がよく爽やかな感じをうけるけれど、ヤマバトの声はくぐもっていて、なんとなくものさびしい。 キジバト

庭のアジサイが、いつもの年より青味が濃い。旱続きで、色が凝縮されたような気がする。午後、待望の雨がきた。しっかり降って地面に浸透してほしい。 アジサイ

朝霧が山裾からうすれていき羊蹄山が姿を現した。頂上にはうすい雲がかかっている。靑っぽい水気を含んだ山容もいいなと眺めた。 羊蹄山

いつもの場所でキクイモの花が咲いている。ふえもせずへりもせず変わりがない。今年目立ってふえたのは、ノラニンジンとオオハンゴンソウで、道路脇の、これらの野の花を見て歩くのはいいものだ。 キクイモ

この辺りで見る広葉樹は、白樺の芽吹きが早く、花はイタヤカエデが早い。その中で、いちばん芽吹きがおそいのが、イヌエンジュで、花もおそくて、今が盛りを迎えている。新葉の銀緑も好きだが、花をつけた大木を見上げるのは気持ちがいい。ススキの出穂を見…

先日、寿都港の売店で大型の開き根ボッケを買ってきた。焼いて食べたが、脂がのっていて塩加減も丁度よかった。暑い日が続き、庭の木々は濃い影を落としている。 ホッケの開き

完熟を待つ間、テーブルの上で甘い香りを放っていた山梨の桃、皮ごと食べた方がおいしいと栞にあったので、1時間ほど冷やしてから、かぶりついた。甘い汁がこぼれた。今日も暑い。 桃

3種の寄せ植えの花鉢をほぐして、オリヅルランを移し替えた。あれあれと思うまに、キジカクシ科だけあって、葉が生い茂ってきた。見るからに涼しげで、いっとき暑さを忘れる。ランナーが出てきて花をつけるのを待っている。 オリヅルラン