Chieko'sニセコだより

羊蹄山麓に住む主婦。色鉛筆で描く気まゝな絵日記。

2023-01-01から1年間の記事一覧

月のはじまりの日は雨。家の前の樹木が霞んで見える。わりあい暖かい日が続いているので、芝生の緑の間からタンポポモドキが花をつけている。まるで、春がきたようでうれしくなる。 「だんだんに一年早し日短か」桑原三郎 タンポポモドキ

地元産の渋柿の皮をむいた。2日がかりで紐でくうり外に干した。風も少しあり柔らかな日差しもあって、上等な干し柿になりそうだ。近くのカラマツ林は黄葉がはじまった。 渋柿

庭の草木や落ち葉の始末をしている。まだ咲き乱れているシュウメイギクは刈り取って大きな花瓶に活けた 秋の終わりの花見を楽しんでいる。 シュウメイギク

一片の雲もない日の出前のニセコアンヌプリはピンクに染まり、地面は霜が降りてうっすらと白かった。

今朝のニセコアンヌプリはさらに白さを増していた。 ニセコアンヌプリ

ピンクの花をつけていたカサブランカがた種をつけた。この種が地に落ち芽を出すのだろうか。今朝、芝生の上に雪がのっていた。冬がそこまで来ている。 カサブランカの種

雨に濡れたイタヤカエデの黄葉を窓ごしに眺めている。雨が上がったら地面に散り敷いた落ち葉を箕で片付けよう。 箕

オイルサーディン缶を空けた。優里ちゃんの言う通りに、ぐつぐつ煮て刻んだ葱と醤油に七味をパラパラかけて食べた。 オイルサーディン

この夏の、異常な暑さのため庭のハマナスは花つきが悪く果実を結ばなかった。二度目につける花も1本だけがかろうじて開花し、秋の秋の終わりを彩ってくれた。昨夜は、久しぶりに野瀬栄進のピアノを隣町のコットンファームで聴いた。速いテンポで音が弾けた。…

ニンニクを食べていると風邪を引かないような気がするが、やはりインフルエンザワクチンの注射は打っておこう。 ニンニク

果物の中でも一番好きな柿が出回りはじめた。食べる楽しみが増えてうれしい。この俳句がぱっと目に入った「極道にもなりたくもあり柿ひとつ」清水昶 柿

わりあい暖かい朝が続いているので道端のコウゾリナ花は、軽く閉じたまゝ日の出を待っている。その姿が好ましい。 コウゾリナ

マーちゃんのところで新米の餅搗会があって行ってきた。久しぶりに会ったミミちゃんは笑うときの可愛らしさは変わっていなかった。夕張名物のシナモンドーナツを一パックくれた。丁度、くに窯で焼き上がった鰈の皿に乗せてみた。品のいい菓子になった。 シナ…

千葉のせっちゃんから里芋が届いた。芋と言えば、ここではジャガイモのことで、越冬用に箱買いをする。食感の違う里芋で煮ころがしを作ろう。 里芋

ギャラリー脇の芝生にぽつんと一本のキノコが生えていた。うらの襞が縁を巻き上げている。雨の中で緑に映える白い傘が美しい。 キノコ

雨降りの寒い日になる。こうゆう時に羽織る暖かいSOUSOUの上着がある。着物のような筒袖で打ち合わせに紐や釦がないので、肩にかけるだけでもいい。遠くで雷が鳴った。 上着

今朝はストーブを焚いた。寒い筈で、大雪山の旭岳と黒岳に雪が降ったという。目の前の羊蹄山は雲にかくれて見えないが、白くなっているかも知れない。庭のコマユミの紅葉が一段と進んだ。 コマユミ

花の斑点模様が鳥のホトトギスの胸にある模様と似てることから名が付いたというホトトギスの花が軒下で咲いた。ここに住みはじめた頃は、ききなしの「てっぺんかけたか」というホトトギスの声をよく聞いたものだった。 ホトトギス

初夏の頃には白いレース模様のような花をつけていたノラニンジンが今、結実している。このまゝの形で、雪に中に立っているのを毎年見ている。 ノラニンジン

この夏の暑さできのこの出方が悪いというが、天然のマイタケが手に入った。いい香りがする。バターで炒め醤油を垂らして食べた。歯ざわりがいい。朝の歩きで、道端の野の花を数えてみた。まだ23種咲いていた。雪が来るまでいくつ残るだろうか。 天然マイタケ

形も色もかわいいオモチャカボチャは陶器のように固くてつるりとしている。食べられるという人と、食べられないという人がいるけれど、どうだろうか。 オモチャカボチャ

ハリギリの枯れ葉が落ちていた。掌より大きくて美しい。 ハリギリ

昨日の午後、小川原脩記念美術館で、友の会主催のコンサートがあって聴いてきた。フィンランドの民族楽器カンテレで5弦から40弦まであり、39弦で弾いたシベリウスのフィンランデアがすばらしかった。美術館のうらにあるツリバナの木は、たくさんの実をつけて…

ホオズキを作っているニセコの農家さんは、ミニトマトも作っている。サクランボに匹敵するくらい甘くておいしい。 ミニトマト

普段は見かけない食用ホオズキをもらった。大きめ小さめがあって、どちらも甘い。 食用ホオズキ

先日、マーちゃんのところで収穫祭があって、みんなで餅を搗いてお祝いした。ちぎって丸めた餅を大根おろしで食べたけれど、ほっぺたが落ちるほどおいしかった。刈り取った田圃の脇に大きな栗の木があって、地面に落ちていたいが栗を拾ってきた。 イガ栗

背の高いアザミが歩く先に倒れていた。枯れた頭花と開花しているのと、その下に蕾が見えた。茎から葉の先まで棘だらけで、触れることが出来ない。花の美しさを見るだけにしよう。

令子さんが、ニセコ道の駅で甘とう美人を買い一袋分けてくれた。ピーマンを引っ張って長くしたような唐辛子で辛くない。今晩のおかずに、二つ割りにしてチーズを詰めて焼こう。「秋の風みえないけれどあじはする」久保結。たしかに味がするなと思った。 甘と…

昨日の雨天から一変して朝からの日差しがまぶしい。道端のキンエノコログサが、少しの風に揺れながら金色に光った。

昼間なのに夕暮れのように家の中が暗くなり、稲妻が走り雨が地面を叩くように降った。又、雷が落ちたら大変と電源を切ったが、収まりは早く雷は去った。庭の野菊が濡れて色を濃くしていた。 野菊