Chieko'sニセコだより

羊蹄山麓に住む主婦。色鉛筆で描く気まゝな絵日記。

冷凍の宗八鰈を干し直して焼くと皮がパリッとしておいしい。 宗八鰈

石窯パンをみをちゃんが持って遊びに来た。干しブドウとクルミの入った全粒粉入りをスライスして焼く。カリッ、モチッ、と香ばしかった。午前中は晴れていたが昼すぎた頃から吹雪いてきた。 石窯パン

降る雪を眺めながらヨーガの体位を幾通りかする。左膝に痛みがくることもあって出来なくなったのもあるけれど、開脚は更に広がるようになり自分でも驚いている。続けていることの褒美かも知れない。 ヨーガ

落日の中で美しく輝く羊蹄山。 羊蹄山

大ぶりな鰊の糠漬けをもらった。ぶつ切りにして三平汁にしよう。 鰊粕漬

先日の誕生日にかわいい花の盛り合わせのプレザントがあった。外の白い景色を見ながらこの花に目がいくと、気持ちが和らぐ。 ミニ花

仁木町には果樹園が多くリンゴがおいしい。仁木ファームで売っているアップルパイもおいしい。 アップルパイ

絵日記ニセコだより2023を1冊にまとめ、榛ノ木書店から出版した。表紙は手漉きの和紙を用いた。これで23冊目になる。昼をすぎた頃、大吹雪になる。 自家製本

朝7時の空は青く、ニセコアンヌプリはピンク色に染まっていた。昨日の午後は、有島記念館へ荒野洋子さんの書展を観に行ってきた。オープニングイベントで、作品からインスピレーションを受けたという舞踏家のパフォーマンスがあり、能を思わせる所作に魅了さ…

昨日は素敵なプレザントをいただいた。クリスタルガラスランプシェードで、カットによって光りの拡散が違い、ファンタジックなあかりを楽しむことができる。次の誕生日にむかって歩きはじめた。人間は心細くささやかな存在にすぎないというように、それを忘…

夜中に降り積もった雪で、膝まであるゴム長靴が埋まった。所によっては腰まである雪をかきわけて、入口の新聞受けに辿りついたが配達されていなかった。先日、この長靴を「いいね」とほめられて悦に入っている。ついていた紐は雪がひっつくので除した。 ゴム…

札幌に住む直美ちゃんが家族で顔を見せてくれた。途中の中山峠で、名物の「あげいも」を買ってきてくれたのを、何年ぶりかで食べた。一個まるまる入っている男爵いもは羊蹄山麓のもので、ホクホクしている。 あげいも

昨日までの晴天は続かなくて、暗い空から霙が降った。昨年の秋が終わる頃まで花を愛でていた胡蝶蘭がしぼみ、脇から新しい芽を出し蕾をつけた。春を感じる頃には開花するだろうか。 胡蝶蘭蕾

年始めのお客さまはみおちゃんで、おめでとうを交わしながら、春らしいケーキを手渡される。イチゴの手巻きロールで、甘い香りがする。ふわふわしていておいしかった。 イチゴロール

今年の干支は辰 龍の背にまたがって天上へと昇ってみたいなどと他愛ない夢を見る。 龍

庭の松の枝を折ってきて松飾りを作った。この秋に収穫した国岡米の稲穂を 一把使い何とかまとめ上げた。指先で紙をよじって紙縒りを作ったのは、何年ぶりかのことだった。 松飾り

新しいSOUSOUのつっかけた足袋は、おそろいにした。一年中朝から晩まで、履き心地がいいので愛用していて、指先が破れても繕ったりしていた。底のゴムが厚いので安定感がある。今日も雪が降る。積雪は、1メートルを超えたと思う。 つっかけ足袋

心待ちにしていた矢切のねぎを尚さんが送ってくれた。ふかふかした土の中で太くなったねぎを、網焼きにして食べた。今日は、クリスマスイブで友人がサンタクロースの動画を送ってくれた。 矢切のねぎ

ここまで長く歳を重ねると同年代の友だちがいない。「いつまで生きていけるのかね」とか「耳の聞こえが悪くなってね」などと、うなづきあえないのがさびしい。しかし、若い友だちがたくさんいて、こんなにかわいい 巾着袋をもらえるのがうれしい。なかに、イ…

冷凍のシシャモを串に刺して窓辺に吊した。翌日、丁度いい具合に干せたので、焼いたのを頭から丸かじりした。カルシュームで骨が丈夫になるかなと思う。今日も雪が降り真冬日が続く。「着脹れてなんだかめんどり気分」正木ゆう子 シシャモ

ともだちの焼いたパンを昼食にとる。ブルーベリージャムも、ともだちの手作りの物で、吉田兼好は良き友の条件の最初に「物をくれる友」をあげている。すばらしい友にかこまれて、幸せな日々を感じている。気温が氷点下のまゝ、吹雪の合間に白い太陽が見えか…

わが家の食器棚に新しいお皿が加わった。玉川豊男の絵をあしらったもので、トマトの絵にあわせて本物のトマトを盛ったら、すごく賑やかになるだろう。 絵皿

昨夜はニセコ町の「なごみ」へスコップ三味線の演奏を聴きに行ってきた。スコップの裏側を栓抜きで打ち付けながらの津軽じょんがら節は迫力があった。記念にとくさんは、サイン入りの金色スコップを買った。 スコップ三味線

昨日に続いて今日も細かい雪が降っているが、積もるほどでもない。庭のアジサイの芽は、緩い寒気に少しふくらんでいるように見える。今日は、正月事始めの日なので、天井の煤払いをした。 アジサイの芽

千葉のせっちゃんがギンナンを送ってくれたので、殻と薄皮をむいて炊き込みご飯を作った。FAF工房で焼いた大ぶりの茶碗にふわっと盛った。ギンナンがふっくらと柔らかかった。 炊き込みご飯

備えあれば憂いなしというわけで湯たんぽを用意した。きびしい冬の夜に抱いて眠ろう。 湯たんぽ

寒キャベツの大玉を買ったので、お好み焼きを作った。溶けた粉に刻んだキャベツを混ぜあわせ、ベーコンと卵を落として両面を焼いた。ソースは、トマトケチャップとウスターソースに蜂蜜を入れた。パリパリに焼けておいしかった。 寒キャベツ

十数年前に、こんぴらさんのお祭りで買ったツツジが、玄関脇にあって、春の終わり頃にピンクの花をつける。いまは、雪の押しつけられながらも枝先に冬芽をつけている。 ツツジ

風の無い穏やかな日差しの午後、有島記念館へ川上りえ展を観にいってきた。万物の本質ををついての考察を投影したという鉄の作品は圧倒的だった。帰り道に見上げた羊蹄山は、ナイーブな姿を見せていた。 羊蹄山

家にこもりがちのこの頃だが、車のワイパーを冬仕様に交換するため販売会社に同乗した。待っている間にコーヒーのサービスがあり、ロビーに置かれた電気自動車を見たり、外の国道を走る車を眺めたりのひとときを過ごした。たまには、外でのコーヒータイムも…