2023-02-10 ■ 朝6時の空には、おぼろ月が浮かんでいた。月の輪もおぼろげだった。空気は冷たくすべては凍っているが、月は優しく暖かく感じられた。芸術新潮の2月号はエゴンシーレの特集で、掲載されている絵画を眺めていると、胸が痛くなり涙がにじんだ。 月の輪