2021-01-03 朝の月 1.2 午前4時の中空には少し欠けた月があった。風もなく、しんと静まった白い光景をしばらく眺めていた。縁起のいい初夢「一富士二鷹三茄子」を見たいと思っていたが、見た夢はおぼろげで違っていた。村上春樹の本に「夢を見るために毎朝ぼくは目覚めるのです」がある。この夢の意味は違うなと読んでいて分かった。 月