Chieko'sニセコだより

羊蹄山麓に住む主婦。色鉛筆で描く気まゝな絵日記。

2024-01-01から1年間の記事一覧

洋服を買うより鍋を買うのが好きで、台所の棚は鍋であふれているのに、又買ってしまった。22cmのマルチパンで、高さが9,1cmあり持ち手が短くて軽い。これひとつで何でも間に合いそうな気がしている。

大きくてかわいい鳩サブレーをおゆみちゃんから貰った。バター味でざくっとしている。雪が消えてこのあたりが若草色に彩られる頃には、山鳩が渡ってきて、デデッポーと啼くだろうと思いながら食べた。 鳩サブレー

早朝のニセコアンヌプリ。

日中の暖かい日差しをうけて水に差した桜の小枝は花芽がはじけて満開になった。思っていたよりも早い花見ができてうれしい。 桜

物置の隅で使い忘れたニンニクが芽と根を出していた。表の土が見えていたら植えられるのにと、まだ1メートルはある雪を眺めている。高橋睦郎の俳句に「小鳥来よ伸びしろのある晩年に」がある。自分に当てゝみて、もうないなあと思う。

桃の節句で、小さなひな人形を飾った小川原脩記念美術館ではお茶席を設けていて、絵の鑑賞を兼ねて、ゆったりと薄茶をいただいた。スタッフの和服姿が素敵だった。隣に建つ風土館では、人形師竹原文楽の雛人形を展示していて、その雅な姿に感動した。 うす茶

つぼみをたくさんつけた桜の枝を活けて窓辺に置いた。このつぼみがほどけるのはいつになるのだろうか。気長に待つことにしよう。3月に入ったけれど、細かい雪が降り、遠くが白く霞んでみえる。 桜

風の強い日が続いてミズナラの枯れ葉が雪の上に吹き寄せられていた。雪に晒されて色が抜けている。 ミズナラ

大きくてどっしりした油揚をどうやって食べようかと考え、ねぎ味噌とチーズをはさんで焼くことにした。フライパンにごま油を垂らし両面焼いた。ごまの香りとチーズのとろりとからまったねぎ味噌の味に、お酒がすすんだ。

台所に立って食事の支度をしていると、林の中を突っ走ってくるエゾリスが視界に入った。近くまで来るといったん立ち止まり軒下のすき間にもぐりこんだ。雪の上をとぶように走る姿がきれいだった。 エゾリス

久しぶりに会う友人とニセコ町「なごみ」で昼食、得意のメニュー鹿肉カレーを食べる。鹿肉がごろごろ入っていて、野菜もごろごろで、てっぺんに食べられる花キンギョソウが一輪飾ってあり、おしゃれだった。帰り道に有島記念館で展示中の似鳥美術館所蔵品、北…

日持ちの様子を見るために取り置きしていたという、ゆり根をもらう。少し芽が出はじめ、根ものびていたが、食べるぶんには差し支えない。ポタージュを作ってみよう。雪がちらついたり日差しがあったリの、変わりやすい天気。 ゆり根

ニセコ界隈には、こんなにかわいい土産品を置いてる店がある。毛糸をかぎ針でこま編みにした籠に手焼きの熊さんクッキーが入っている。絵本から飛び出したようで、食べるのが惜しい。 クッキー

2月とは思えない暖かさと強い風で積雪が目に見えて減っている。向かいの白樺の枝が交差しているあたりが若草色をしているのは、芽吹きがはじまったのかも知れない。雪の中から突き出している枝に、ヤママユガの枯れた繭を見つけた。 山繭

羊蹄山は静かに暮れていく刻の中で鮮やかな姿を見せていた。 羊蹄山

目の前の白い風景を眺めていると緑を求める気持ちが強くなる。是非食卓に乗せようとブロッコリー、ホウレンソウ、ピーマンなどを並べてみる。 ブロッコリー

プラスの気温で夜が明け羊蹄山の背後が赤く燃えた。今日はバレンタインデーでハート型のチョコレートのプレゼントがあった。チョコの好きな私は深く頭を下げた。 バレンタインデー チョコレート

胡蝶蘭が次々と開花して、てっぺんで寄せ合っている。更につぼみがふくらんできて、楽しみだ。先日亡くなられた小澤征爾に寄せる村上春樹の文章が新聞に掲載されているのを読んだ。改めて書棚から出して、村上春樹「小澤征爾さんと音楽について話をする」を…

建国記念日。小学生の頃は紀元節と言って「雲に聳ゆる高千穂の・・・」と歌ったものだった。寒さも峠を越したようで、時々日が差す穏やかな日になる。先日、おゆみちゃんが夏ミカンを3個持ってきて、酸っぱいので少し日にちをおいてからがいいですと言われた…

羅臼沖でとれた大型のホッケの開きは、値段が高いけれど 脂がのっていておいしい。一枚を二人で食べる。 ホッケの開き

律ちゃんが焼いたパウンドケーキを和ちゃんを通していただいた。昨年の夏に「チーちゃんが作った杏ジャムを使いました」と添え書きがあってうれしかった。しっとりとしておいしかった。 ケーキ

和ちゃんから真っ赤なとまとの3個もらう。こちらへ来る途中の農産物直売所で売っていたという。色を見ただけで元気が出る。今日は立春。生の卵を立ててみようかなと思う。 とまと

雪の降る寒い日。木に降りかかる雪の柄をした裏起毛の靴下をはいているので暖かい。

まあちゃんが「ホットウイスキーを飲もう」と一本下げてきた。 暦の上では、すぐそこまで春がきている。その春に乾杯しよう。 ウイスキー

二度咲きの胡蝶蘭のつぼみがほどけ初々しい、あかずに眺めている。 胡蝶蘭

冷凍の宗八鰈を干し直して焼くと皮がパリッとしておいしい。 宗八鰈

石窯パンをみをちゃんが持って遊びに来た。干しブドウとクルミの入った全粒粉入りをスライスして焼く。カリッ、モチッ、と香ばしかった。午前中は晴れていたが昼すぎた頃から吹雪いてきた。 石窯パン

降る雪を眺めながらヨーガの体位を幾通りかする。左膝に痛みがくることもあって出来なくなったのもあるけれど、開脚は更に広がるようになり自分でも驚いている。続けていることの褒美かも知れない。 ヨーガ

落日の中で美しく輝く羊蹄山。 羊蹄山

大ぶりな鰊の糠漬けをもらった。ぶつ切りにして三平汁にしよう。 鰊粕漬